梅を見に行く1

名古屋市南区のさらに南、のさらに南、知多市の梅まつりに行きました。

そして帰りはこう、ぐるっと回るなどして迷いました。生きて帰りました。 

 

【今日の道のり】

・佐布里緑と花のふれあい公園

・水の生活館

・岡田街並散歩道のはずれで迷う

 

梅まつりの会場は佐布里緑と花のふれあい公園。最寄駅から徒歩60分って長くないかと思いました。長かったです。シャトルバスが出ているようです。

まだ先始めですがぽつぽつ春を感じます。いえだいぶ寒いです。手袋必須。気分の話です。

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公園近くには佐布里池(そうり-)があります(池を囲むように公園がある、の方が適切か)。佐布里池は愛知用水の調整池で、普段はなみなみと水がありますが、現在水位がかなり低いです。耐震工事中だそうです。水を抜く企画もあるみたいですね。ところで、この公園があるあたりの地域は「佐布里」と呼ばれます。もとは「佐布里村」だったそう。

 

日曜なので多くの人が訪れていました。屋台が色々ありました。懐餅美味しそう。

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男の子が「ここから見ると海だ!」と水のない佐布里池を指差していたことがなんとなく印象に残っています。

梅は半分くらいかな、咲いてました。来週ぐらいが一番ピークなのでは?と思います。

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公園内の建物「梅の館」の展示パネルをしっかり見てきました。なぜ「しっかり」かというと今までまともに読んだことがなかったからです。お散歩幾回目にして初の試みです。

昔から「佐布里」ってへんな名前やんなーいまいち由来もわかんねーしと思っていましたが思わぬところで知ることとなりました。(ところで「佐布里」って常々初見殺しの地名だなと思います)

「佐布里」は「左右杁(さういり)」の詰まったもので、”溜池から流れ出る水が、途中で東谷、西谷の左右に分かれる場所に二張の杁があったこと” が由来だそうです。『尾張地名考』より。知らんかった。当時の地図を見たくなりました。またの機会に。

 

梅は農家の副業として適しており、畑の周りに多く植えられたそうです。それが佐布里梅林の始まり。全盛期は大正末期〜昭和初期、梅見客が大勢訪れましたが、昭和中期、ダム建設により梅林のほとんどは佐布里池に沈む(伊勢湾台風の被害も)。その後池の周りには多くの梅が植えられ、現在のようになったそう。

地域のシンボルが開発によりなくなる、というのはテレビでの話でしかなかったのですが、案外近くにあるのだなあ。

 

続いて水の生活館へ行きましたが今日はここで切ります。眠い。佐布里池を水道開発の視点で見れてとても楽しかった!忘れる前にメモりたい!でも眠い!人気ない道ではしゃいだ!楽しかった!でも眠い!また後日。

 

 

第28回 梅まつり(知多市ホームページ)

https://www.city.chita.lg.jp/docs/2013121900089/